尊王恭順有志会(読み)そんのうきょうじゅんゆうしかい

世界大百科事典(旧版)内の尊王恭順有志会の言及

【彰義隊】より

…明治維新の戊辰戦争に江戸で抗戦した佐幕派の隊。鳥羽・伏見の戦に敗れた徳川慶喜は江戸へ帰り,上野寛永寺に謹慎して恭順の意を示したが,慶喜側近の旧幕臣らを中心とする強硬派約800人は官軍に対して徹底抗戦を唱え,尊王恭順有志会に集まり,やがて1868年3月16日(明治1年2月23日),彰義隊を結成した。彼らは,頭取に慶喜側近の旧幕臣渋沢成一郎(喜作),副頭取に天野八郎をえらび,浅草本願寺を屯所とし,慶喜護衛を唱えて江戸市中巡邏(じゆんら)に当たった。…

※「尊王恭順有志会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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