《尋常小学読本》(読み)じんじょうしょうがくとくほん

世界大百科事典(旧版)内の《尋常小学読本》の言及

【言文一致】より

…これには排言文一致会のような反対もあったが,この時期ではもはや一致か否かの論ではなく,新文体をどのように育てあげるかが問題で,口語法に関する全国的な調査が行われ(1903。《口語法》の項目を参照),国定最初の《尋常小学読本》には口語文が確たる地歩をしめた(1904)。文芸の面でもしだいに文語文を減じ,ことに日露戦争後,自然主義文学の盛行につれて,その傾向は決定的になった。…

※「《尋常小学読本》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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