小八手網(読み)こはちだあみ

世界大百科事典(旧版)内の小八手網の言及

【八手網】より

…房総へは元和(1615‐24)ころ伝えられ,元禄~享保期(1688‐1736)に全盛を極めた。享保期までは網1張に漁船3艘,漁夫40人ほどで,昼間操業する大八手網漁が隆盛で,それ以後は規模を縮小した小八手網漁が支配的であった。八手網は地引網とともにイワシの二大漁網として,改良揚繰網(かいりようあぐりあみ)出現まで君臨した。…

※「小八手網」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android