世界大百科事典(旧版)内の小国林業地の言及
【熊本[県]】より
…しかし,平野部に比べ阿蘇,球磨,天草など山間部や島嶼(とうしよ)部の農林業は不振で,最近鈍化したとはいえ,なお過疎化が続いている。林業は旧藩時代から植林が奨励された県北部の小国(おぐに)林業地に大分県の日田に続く杉の美林がみられ,また九州山地の広葉樹林はしだいに伐採され,杉,ヒノキなどの植林が進んでいる。近年木材価格は低迷し,林業経営は不振である。…
※「小国林業地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」