世界大百科事典(旧版)内の小屋城の言及
【松井田[町]】より
…戦国時代初期には安中氏の勢力下にあったが,武田氏の滅亡とともに安中氏が没落すると,後北条氏の重臣大導寺政繁が松井田城に入って豊臣秀吉の侵攻に備えた。九十九(つくも)川の南の断崖上に築かれた松井田城は小屋城ともいい,安中氏の築城後,武田氏,後北条氏が大改修を加えた。1590年(天正18)4月20日,上杉景勝,前田利家らの東山道軍の攻撃の前に,大導寺政繁らの城兵は降伏した。…
※「小屋城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」