世界大百科事典(旧版)内の小笹の宿の言及
【大峰山】より
…行場はおもに岩場,洞窟,滝,池などによって構成され,蔵王権現,不動明王,金剛童子,神変大菩薩をはじめとする多数の諸仏諸神や高祖開祖がまつられている。75靡は熊野本宮(1番),那智山(2番),熊野新宮(3番)に始まり,玉置山(10番),深仙の宿(38番),孔雀ヶ岳(42番)の両部分け岩によって吉野側の金剛界と熊野側の胎蔵界に分けられ,八経ヶ岳(51番),弥山(54番),弥勒ヶ岳(61番),笙の岩屋(62番),小笹の宿(66番)を経て山上ヶ岳(67番)に至る。さらに愛染の宿(70番),金精明神(71番),吉野蔵王堂(73番)を経て柳の宿(75番)をもって終わる。…
※「小笹の宿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」