小細胞性赤核(読み)しょうさいぼうせいせきかく

世界大百科事典(旧版)内の小細胞性赤核の言及

【運動】より

…小脳皮質は古い部分も新しい部分も神経回路は一様であるから,内部モデルを学習で獲得するという計算原理は部位によらないと考えられる。系統発生的に新しい小脳部位は歯状核,小細胞性赤核,下オリーブ核の3者が作る神経経路〈小川の三角形〉で特徴づけられていて,この特殊な神経機構が,外界や他者の内部モデルを階層的に組み合わせることを可能にして,ヒト特有の知性が出現すると考えられる。神経系【川人 光男】。…

※「小細胞性赤核」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」