小野言員(読み)おのときかず

世界大百科事典(旧版)内の小野言員の言及

【徳川光圀】より

…6歳のとき世子に決定し,江戸の水戸藩邸に移り,61年(寛文1)父の死後,34歳で第2代藩主となる。18歳のころ《史記》の伯夷伝を読んで発奮するまでは,三家の世子としてふさわしくない言動が多いとして,周りの人々を困らせたことは,守役の小野言員の残した《小野諫草》に詳しい。18歳以後は歴史編纂を志し,多くの古書を集め始めた。…

※「小野言員」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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