《小麦三部作》(読み)こむぎさんぶさく

世界大百科事典(旧版)内の《小麦三部作》の言及

【ノリス】より

…ついで発表した《マクティーグ》(1899)では,遺伝と環境の力によって破滅する人間の姿を描き,自然主義文学の旗手となった。その作風にはゾラの写実的手法と,カリフォルニアの自然を背景にしたロマンス的要素も含まれ,〈小麦三部作〉の《オクトパス》(1901),《穀物取引所》(1903)でいっそう顕著になるが,第3部《狼》は未完に終わった。98年ダブルデー社の出版顧問となり,T.ドライサー《シスター・キャリー》の出版に尽力した。…

※「《小麦三部作》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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