世界大百科事典(旧版)内の《少国民世界》の言及
【銀河】より
…北畠八穂《ジロー・ブーチン日記》,壺井栄《あばらやの星》,椋鳩十《動物スケッチ》,平塚武二《ウイザード博士》,坪田譲治《ゆめ》,岡本良雄《ラクダイ横丁》,国分一太郎《雨ごいの村》,塚原健二郎《犬のものがたり》など多くの作品を生んだ。同じ時期の《赤とんぼ》(1946年4月~48年10月),《子供の広場》(1946年4月~50年5月),《少国民世界》(1946年7月~48年10月?),《少年少女》(1948年2月~51年12月)などとともに戦後の良心的児童雑誌として評価されたが,これらの雑誌は1950年代初めまでにすべて廃刊となり,大衆的な娯楽誌に席を譲った。【冨田 博之】。…
※「《少国民世界》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」