《少年文武》(読み)しょうねんぶんぶ

世界大百科事典(旧版)内の《少年文武》の言及

【児童雑誌】より

…執筆者には森鷗外や坪内逍遥の名もみられる。これに続きアメリカの児童雑誌に倣った《小国民》(1889),《少年文武》(1890)はいずれも少年読者の啓蒙を目的とした理念雑誌であった。教育制度の普及,印刷技術の発達,資本主義の成長などの条件がととのうと,商業児童雑誌が刊行されるようになった。…

【小国民】より

…初めは月刊,1周年号から月2回刊。それ以前に創刊された《少年園》(1888‐95,山県悌三郎主幹),《日本之少年》(1889‐94,博文館発行),その後に創刊された《少年文武》(1890‐92,中川霞城編集発行)などとともに,明治20年代の有力な少年雑誌である。修身,歴史,文芸,娯楽などの平易な記事と挿絵で小学生の読者を獲得した。…

※「《少年文武》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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