《少数派報告》(読み)しょうすうはほうこく

世界大百科事典(旧版)内の《少数派報告》の言及

【フェビアン協会】より

…フェビアン執行部の多数派はボーア(南ア)戦争を支持し,列強の帝国主義的支配を能率的で賢明なものにすべきだと考えた。ビアトリス・ウェッブが彼女のまとめた救貧法調査委員会《少数派報告》(1909)に従って貧困防止キャンペーンを始めたとき,支配勢力への浸透政策は終わった。 1912年入会したA.ヘンダーソンとシドニー・ウェッブとの協力が戦時中緊密となり,18年の純粋にフェビアン的な労働党新綱領《労働と新社会秩序》に結実し,名実ともにフェビアンは労働党のブレーンとしてこれと一体になった。…

※「《少数派報告》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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