《尼僧ヨアンナ》(読み)にそうよあんな

世界大百科事典(旧版)内の《尼僧ヨアンナ》の言及

【悪魔】より

…このような悪魔司祭のなかでは,1661年にエクスで火刑に処せられた司祭ゴーフリディLouis Gaufridy,1634年に同じく火刑台に登ったイエズス会士グランディエUrbain Grandierなどが知られている。グランディエにまつわる事件(ルーダンの悪魔憑き)は先年カワレロウィッチJerzy Kawalerowicz監督によって映画化された(《尼僧ヨアンナ》1960)。一方,黒ミサは王の身辺にまで及び,ルイ14世の愛妾モンテスパン夫人がパリの魔女ボアザン夫人Mme.Voisinと組んで,恋仇のフォンタンジュMarie‐Angélique Fontanges呪殺のために行った黒ミサは有名である。…

【イバシュキエビチ】より

…東方的な香りに富んだ美的色彩の強い詩を書く。散文では《白樺林》(1933),《ビルコの娘たち》(1934)などの短編に佳作が多く,生と死,愛と狂気のテーマにとりくんだ名作に《尼僧ヨアンナ》(1943)がある。第2次大戦後は文壇の長として作家組合や雑誌編集等で活躍。…

【ポーランド映画】より

…いわゆる〈ポーランド派〉と呼ばれる監督たちである。アンジェイ・ワイダAndrzej Wajda(1926‐ )の〈レジスタンス三部作〉,《世代》(1954),《地下水道》(1956),《灰とダイヤモンド》(1958),アンジェイ・ムンクAndrzej Munk(1921‐61)の《エロイカ》(1957),カワレロウィッチの《戦争の真の終り》(1956),《尼僧ヨアンナ》(1961)等々の〈傑作〉が世界を驚かせた。 さらに,60年代になって登場する《水の中のナイフ》(1961)のロマン・ポランスキーRoman Polanski(1933‐ ),《不戦勝》(1965)のイェジー・スコリモフスキーJerzy Skolimowski(1938‐ ),《結晶の構造》(1969)のクシシュトフ・ザヌシKrzysztof Zannusi(1939‐ )らは現代社会の〈歪んだモラル〉を描いて〈モラルの不安派〉と呼ばれた。…

※「《尼僧ヨアンナ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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