尾関山観測所(読み)おぜきやまかんそくじょ

世界大百科事典(旧版)内の尾関山観測所の言及

【江の川】より

…特に最近は,河川改修の進につれて各支流から増水しやすくなり,合流点付近に異常な高水位を招くことが多く,1972年7月の豪雨災害がその例である。このため現在は,土師(はじ)ダム(1974完成)など上流ダム群の洪水調節によって,尾関山観測所(合流点の下流)での計画高水流量毎秒7600m3を基準に大規模な護岸を完成させている。三次の夏の風物詩鵜飼い,晩秋の晴れた早朝に発生する三次の霧は,いずれも江の川の広い川面と関係がある。…

※「尾関山観測所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」