層位学的方法(読み)そういがくてきほうほう

世界大百科事典(旧版)内の層位学的方法の言及

【考古学】より

…この説は最初,多くの反対を受けたが,1859年の学会でエバンズJ.Evansら権威者の承認を受けた。これにより石器時代を旧・新の二つに分ける端緒がひらけ,つづいて,旧石器時代の研究に従事したラルテモルティエにより,地層の違いを手がかりにして時期を分ける層位学的方法が確立された。一方,生物学的進化論に啓発された考古学者は,人為物の〈型式〉が生物の〈種〉の進化に似た変遷をたどることに気づき,形の比較によって型式変遷の順序を推定しようとする型式学的方法を案出した。…

※「層位学的方法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android