山の聖(読み)やまのひじり

世界大百科事典(旧版)内の山の聖の言及

【験者】より

…法華経や密教経典によって加持祈禱を行い,験者声と呼ばれる押しつぶしたような声で,悪霊などを退散させ,治病・除災をした。験者は,諸霊を自由に使役しうる霊力を感得するために,深山幽谷にこもり,山岳を抖擻(とそう)して修行したので,〈山の聖〉とも呼ばれていた。平安時代には,病難・難産は,生霊・死霊・物怪(もののけ)などのしわざと信じられていたので,験者が宮中に招かれて修法を行う機会も多く,その情景が文学作品によく描かれている。…

※「山の聖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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