美術人名辞典の解説 山中信天翁 幕末・維新の志士・詩人。三河生。名は献、字は子文、別号に静逸。篠崎小竹・斎藤拙堂に師事。詩文をよくし、また書画も巧みにする。国事に奔走し、梁川星巌・頼三樹三郎らの志士たちと交わる。維新後は石巻県知事・登米県知事等を歴任。官を辞した後は京都嵐山に隠棲した。明治18年(1885)歿、64才。 出典 (株)思文閣美術人名辞典について 情報