…清末の公羊学派は考証学から出発しながらも,公羊学を変革の理論として発展させていったものである。 日本では荻生徂徠や山井鼎にすでに考証学的傾向がみられる。特に山井鼎の《七経孟子考文》は清朝考証学者をも驚嘆せしめたもので,《四庫全書総目提要》にも採録せられている。…
※「山井鼎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...