山吹の里(読み)やまぶきのさと

世界大百科事典(旧版)内の山吹の里の言及

【太田道灌】より

…歌舞伎では1887年3月東京・新富座初演《歌徳恵山吹(うたのとくめぐみのやまぶき)》(河竹黙阿弥作)がこの口碑を劇化,賤女おむらは道灌に滅ぼされた豊島家の息女撫子で,父の仇と道灌に切りかかる趣向になっている。現在の新宿区山吹町より西方の早大球場,甘泉園のあたりを〈山吹の里〉と通称し,戸塚町面影橋西畔に〈山吹の里〉の碑が立てられ,その旧跡とされている。【小池 章太郎】。…

※「山吹の里」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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