世界大百科事典(旧版)内の山本長兵衛の言及
【本】より
…平賀源内《風流志道軒伝》《根南志具佐(ねなしぐさ)》(1763)などを先駆とし,次代には十返舎一九《東海道中膝栗毛》(1802‐22)が大当りし,式亭三馬《浮世風呂》《浮世床》などの傑作が出る。また,江戸時代には俳書がよく出版されるが,元禄(1688‐1704)ごろからは京都の井筒屋庄兵衛がこれを独占し,同様に謡本では山本長兵衛,浄瑠璃本では山本九兵衛などが独占した。江戸では須原屋茂兵衛の〈武鑑〉〈地図〉,大坂で炭屋五郎兵衛の後藤(芝山)点〈四書〉〈五経〉のような独占を生じた。…
※「山本長兵衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」