山野海川入会(読み)さんやかいせんいりあい

世界大百科事典(旧版)内の山野海川入会の言及

【漁村】より

…これらの係争を通じ,海辺農村は,徐々に自村の地先海域における漁業権を確立していったものと考えられる。1741年(寛保1)の〈山野海川入会〉によれば〈磯猟は地附次第也,沖は入会〉〈藻草ニ役銭無之,漁猟場之無差別地元次第刈之〉〈村並之猟場は村境を沖え見通猟場之境たり〉などとみえ,地先海域での漁業権は,陸上での村境を限りにそれぞれのムラに付属していた。 この事情は近代に入り,明治期になると,海面は国家の所有となり(海面官有宣言,1875),官有の海面を借用して,各申請者が漁業を行使する形態がとられるようになった。…

※「山野海川入会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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