世界大百科事典(旧版)内の山麓高原の言及
【高原】より
…すなわち古期岩層のほぼ水平な地層から成る広い卓状の台地が基準的地形であり,標高1000~5000mの高い位置にある。高原は周辺の山脈との関係位置からチベット高原,コロンビア高原,コロラド高原のような大山脈に挟まれた〈山間高原〉,リャノ・エスタカード高原(テキサス州)のような山脈と平野の中間にある〈山麓高原〉,インドのデカン高原のような周辺を低地に囲まれた〈卓状高原〉の3種類に分けられる。これらの区分は便宜的であるが,いずれの高原も造山地帯に隣接した位置で造陸運動を被ってきた部分にあたる。…
※「山麓高原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」