《岌蓮江問日記》(読み)ぎゅうれんへとうにっき

世界大百科事典(旧版)内の《岌蓮江問日記》の言及

【下間少進】より

…1596年(慶長1)には能の型付《童舞(とうぶ)抄》,能の作り物図《舞台之図》,能の伝書《叢伝抄》を完成,これ以前に《少進聞書》を,またこれらと前後して能の型付《少進能伝書》を執筆した。いずれも室町時代後期の能の秘伝の集成的内容で,岌蓮からの聞書である《岌蓮江問日記(ぎゆうれんへとうにつき)》とともに,当時の能の演出資料として重要である。《童舞抄》以下の三部作は,素人能役者や諸大名などの門弟に誓紙のうえ相伝している。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」