岡豊(読み)おこう

世界大百科事典(旧版)内の岡豊の言及

【高知平野】より

…最も広義の範囲には,高知,南国,土佐の3市および周辺の町村を含み,県域の約1割しか占めないが,県人口の過半数が集中し,あらゆる意味で県の中心部となっている。この中心性はすでに古代において形成され,国府や国分寺が国分川北岸の岡豊(おこう)(現,南国市)に立地していた。古代には狭義の高知平野の大部分は海で,その中に中生層からなる地塁が島をいくつか形成していたことが,紀貫之の《土佐日記》からわかる。…

※「岡豊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」