世界大百科事典(旧版)内の岩付城の言及
【岩槻[市]】より
…1457年古河公方足利成氏に対抗するため太田資長(道灌)がここに築城して以来,関東管領上杉氏の支配のもとで太田氏代々の居城となった。その後,太田氏はこの岩付城に拠って後北条氏の北武蔵進出に抗したが,1564年(永禄7)内訌(ないこう)によって太田氏資が父資正を追放したのち後北条氏の支配に服した。氏資のあとは北条氏政の次男氏房が城主として太田氏の名跡を継ぎ,小田原の支城として後北条氏の北武蔵経略の重要拠点となった。…
※「岩付城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」