岩倉癲狂院(読み)いわくらてんきょういん

世界大百科事典(旧版)内の岩倉癲狂院の言及

【岩倉保養所】より

…そして参籠者の民宿が開かれ,また茶屋と称する旅籠(はたご)が営まれるに至った。江戸の文政年間(1818‐30)に四軒茶屋ができたが,明治になって,医療的配慮が求められ,茶屋は〈保養所〉と名称をかえ,1884年に保養所を監督し,障害者の治療を受け持つ岩倉癲狂(てんきよう)院(のちに岩倉病院)を中心とする家族看護制度がととのった。保養所は最盛期には8軒になり,200人以上が収容された。…

※「岩倉癲狂院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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