岩津松平(読み)いわつまつだいら

世界大百科事典(旧版)内の岩津松平の言及

【松平氏】より

…このころ岡崎(光重),安城(親忠),能見(のうみ)(光親),長沢(親則),形原(かたのはら)(与副),竹谷(たけのや)(守家),五井(ごい)(忠景)らの庶家が成立したが,形原以下の宝飯(ほい)郡西部に分立した庶家が信光の子であった確証は見られない。信光のあとは長子親長(岩津家)がついだとみられるが,岩津松平一族は1506‐08年(永正3‐5)の今川氏との戦闘で滅び,後裔や系譜は不明である。
[戦国大名への道]
 岩津家に代わって松平氏の惣領となるのは,信光三男という親忠を初代とする安城家である。…

※「岩津松平」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android