岩茶(読み)がんちゃ

飲み物がわかる辞典 「岩茶」の解説

がんちゃ【岩茶】


武夷岩茶。⇒武夷岩茶

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の岩茶の言及

【福建[省]】より

…中南部の甘蔗(サトウキビ)栽培は歴史も古いが,茶園と果樹園とは広大な面積を占めて重要産業となっている。茶でもっとも有名なのは武夷山の岩茶で,製法はウーロン茶と変わらない。本来は山中の岩壁上に生えたもので産額はいたって少なかったが,今日では段々畑の茶園を拡張して増産につとめている。…

【ウーロン茶(烏竜茶)】より

…その後,福建省北部でもつくられるようになり,1885年(光緒11)ころに台湾に伝わったとされる。福建省安渓産の鉄観音茶,正渓茶,福建・江西両省の境にある武夷山系産の岩茶,水仙茶,広東省の鳳凰ウーロン茶,台湾の凍頂ウーロン茶などが知られている。ウーロン茶を楽しむには握りこぶし大の朱泥のきゅうすを用いるのがよく,これを温めておいて茶葉を小さじ3~4杯ほど入れ,熱湯を注ぐ。…

※「岩茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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