武夷岩茶(読み)ぶいがんちゃ

飲み物がわかる辞典 「武夷岩茶」の解説

ぶいがんちゃ【武夷岩茶】


ウーロン茶一種で、中国南東部の福建省北西部にある武夷山岩肌に生育する茶樹の葉を用いたもの。茶葉には岩肌から吸い上げられたミネラル分が多く含まれる。蘭のような香りと、甘くまろやかな味わいが特徴生産量が少なく高級茶として知られる。◇「岩茶」ともいう。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の武夷岩茶の言及

【武夷山脈】より

…杉,松,クスなど用材に富み,漆,松脂の産出も多い。また名茶の産地でもあり,武夷岩茶,ウーロン茶は最高級品として有名である。【林 和生】。…

※「武夷岩茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android