岸夕静(読み)きしゆうせい

世界大百科事典(旧版)内の岸夕静の言及

【讃岐国】より

…さらに67年(慶応3)に小豆島で1838年以来津山藩領となっていた西部六郷で,諸負担の軽減を求める一揆がおこった。 讃岐は平賀源内や柴野栗山を生んだ地であるが,女流文学者の井上通女(つうじよ),丸亀城下で活躍した俳人岸夕静(ゆうせい),柴野栗山の師である後藤芝山(しざん),大塩平八郎の教えを受けた陽明学者林良斎,国学者の友安三冬らも著名である。また滝沢馬琴と親交があり膨大な《聞ままの記》を著した木村黙老(もくろう)がいる。…

※「岸夕静」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」