島嶼ケルト語(読み)とうしょけるとご

世界大百科事典(旧版)内の島嶼ケルト語の言及

【ケルト語派】より

… ケルト語はインド・ヨーロッパ共通基語における1個の子音kwをq(=c)で保っているかpに変えているかによってq‐群(ゲーリック語)とp‐群(ゴール語ブリタニック諸語)に大別される。しかし地理的視点により大陸ケルト語(ゴール語,ケルト・イベリア語)および島嶼ケルト語(ブリタニック諸語,ゲーリック語)の二つに分けるのがより合理的であろう。大陸ケルト語は前6~前5世紀のころから知られているが,5世紀にはラテン語に吸収された。…

※「島嶼ケルト語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」