世界大百科事典(旧版)内の島根ブドウの言及
【大社[町]】より
…1645年(正保2)完成の菱根新田,その後の大梶七兵衛による荒木浜の開拓や高瀬川,差海(さしみ)川,十間川の開削で,18世紀には綿作が盛んになり,町は木綿集散地としてもにぎわった。のち,綿は桑に変わり,昭和初年からはブドウ栽培が普及,種なしブドウで〈島根ブドウ〉の名を高めた。1912年国鉄大社線(現,バス路線)が,30年一畑(いちばた)電鉄大社線が開通し,駅前から出雲大社鳥居前に町がのびて旧参道付近は衰えた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」