工作的人間(読み)こうさくてきにんげん

世界大百科事典(旧版)内の工作的人間の言及

【哲学】より

…そして19世紀にキリスト教の神を見失い,ギリシア的〈調和(ハルモニア)〉の感覚を見失ったのであった。ここに成立したのが〈工作的人間(ホモ・ファベルhomo faber)〉という人間観である。〈工作的人間〉とは,道具を作る人間ということであるが,その意味するところは,個々の人間が自然界,人間界から自立して,自然界,人間界に対して,それを対象化し,その理法に従い,技術的工学的に立ち向かい,この世界を人間にとって望ましいものに改造し再編成し作り変えるべきである,と考える人間観である。…

※「工作的人間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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