工場法戦時特例(読み)こうじょうほうせんじとくれい

世界大百科事典(旧版)内の工場法戦時特例の言及

【工場法】より

…また前述の適用除外期限の短縮がはかられ,29年7月にいたってようやく年少者・婦人の深夜業は全面的に禁止されるようになった。 国家総動員体制下の39年3月に政府は工場就業時間制限令を公布し,成人男子の労働時間をも規制したが,戦局が進むにつれて制限緩和の公認をせまられ,43年6月に工場法戦時特例を設け,また上記の制限令を撤廃した。戦後には労働基準法が制定され,47年の同法施行と同時に工場法は廃止された。…

※「工場法戦時特例」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android