工尺(読み)こうしゃく

世界大百科事典(旧版)内の工尺の言及

【曲譜】より

…一つは基本句格,異格および平仄(ひようそく)(抑揚)を指示して作詞の用に供するもので,代表的なものに明の寧献王朱権《太和正音譜》,清の李珏(りぎよく)《北詞広正譜》,明の沈璟(しんけい)《南九宮十三詞宮譜》,明の徐迎・鈕少雅(ちゆうしようが)《南曲九宮正始》などがある。また一つは,洋楽における楽譜のごとく,ドレミファに相当する〈工尺〉とよぶ漢字記号を歌詞の右傍に付したり,〈板眼〉とよぶリズムの指示を加えて,歌唱者や伴奏者の用に供するもので,その代表的なものに清の荘親王《九宮大成南北詞宮譜》,清の葉堂《納書楹曲譜》,清の王錫純《遏雲閣曲譜》,民国の王季烈・劉富樑《集成曲譜》などがある。【田中 謙二】。…

※「工尺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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