工業品規格統一調査会(読み)こうぎょうひんきかくとういつちょうさかい

世界大百科事典(旧版)内の工業品規格統一調査会の言及

【工業標準化法】より

…それゆえ,19世紀以来,先進資本主義国では標準規格の設定,普及,統一を図るために,まず私的に,のちに国も加わって多大な努力が払われてきた。日本でも1921年に官制による工業品規格統一調査会が設置され,日本標準規格(JES)が実施されたことに始まり,第2次大戦終了までは,主として軍需品との関係で臨時日本標準規格や日本航空機規格などの規格化が実施された。 戦後,本法により従来のJESを日本工業規格(JIS(ジス))にかえ,またその範囲を拡大した。…

【国際標準化機構】より

…ISAは,42年に第2次大戦のためその機能を停止するまで21ヵ国が参加して活発に活動していた。この機関に対し,日本からは1929年に工業品規格統一調査会(当時の国家規格である日本標準規格を審議していた政府諮問機関)が参加した。大戦中は国際連合規格調整委員会(UNSCC)が活動していたが,46年10月のロンドン会議で,ISAとUNSCCとを統合して新しい機関を設けることが決まった。…

※「工業品規格統一調査会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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