《工芸志料》(読み)こうげいしりょう

世界大百科事典(旧版)内の《工芸志料》の言及

【技術史】より

…さらに,産業遺跡や産業遺物の保存事業が進み,産業考古学という新しい分野も生まれた。 日本の技術については,江戸時代には工芸品鑑定のための様式史や名工史が主であったが,明治以後,黒川真頼(まより)の技術史関係文献によるまとめ(《工芸志料》1878)をはじめとして,経済史家(横井時冬など),人類学者(西村真次など),考古学者(小林行雄など)による研究のほか,三枝博音が技術思想を含めて伝統技術,欧米技術の受容など広く歴史的に取り扱って日本技術史研究を定着させた。日本では従来,技術史料は廃棄される傾向が強かったが,最近は各地に民俗資料館や企業博物館が相ついで誕生して,産業技術資料が保存されるようになり,また工学系の各学会も,技術史に強い関心をもって積極的に取り組むようになってきている。…

※「《工芸志料》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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