世界大百科事典(旧版)内の市来式土器の言及
【市来貝塚】より
…1921年に発見され,61年河口貞徳により本格的な発掘が行われた。傾斜面および下位平坦面が調査され,最初に西側に出水式・指宿式土器を伴う貝層が形成され,一部重なって東側斜面および平坦面に市来式土器の時期の貝層が形成されたことが判明した。カキ・ハマグリ等内湾性貝類のほか,岩礁性小巻貝類も多い貝塚で,カツオ・マグロ・サメなどの大型魚が捕獲されている。…
※「市来式土器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」