世界大百科事典(旧版)内の市谷八幡の言及
【市谷】より
…江戸初期の市谷村の村高は43石余であったが,1623年(元和9)外堀沿いに田町1~4丁目が成立したのをはじめ,56年(明暦2)尾張藩の広大な上屋敷が置かれるなど開発が進んだ。市谷八幡は初め太田道灌により番町にまつられ,寛永年間(1624‐44)に当地に移り門前に八幡町が起立した。境内に時の鐘があり,樹木多く茶屋,料亭,楊弓店もあって遊覧地としてにぎわった。…
※「市谷八幡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」