師板(読み)しばん

世界大百科事典(旧版)内の師板の言及

【師管】より

…被子植物の維管束の中にあって,師部を構成する細胞の一つで,体内でつくられた養分の通道の機能を果たす。縦に細長い形をし,両端面は穴のあいた板状の師板sieve plateとなり,互いに連結する。生きてはいるが核はなく,通道のため特殊化した細胞である。…

【出糸突起】より

…これらの突起のほかに,前対間に小さい間疣をもつものがあるが,ここからは糸が出ない。また前対前方に多数の穴をもつ横長の板状の師板cribellumのあるものがあり,ここからは特殊な糸が出る。この糸は横糸にからみついて,虫を捕らえるのに役だっている。…

※「師板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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