世界大百科事典(旧版)内の常駐者代表委員会の言及
【ヨーロッパ共同体】より
…ヨーロッパにおける三つの超国家的な地域統合機構であるヨーロッパ経済共同体(EEC),ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC),およびユーラトム(ヨーロッパ原子力共同体EURATOM)の総称。ECと略称するが,1992年のマーストリヒト条約によって誕生したヨーロッパ連合(EU)の一部となった。3共同体の立法機関である理事会と執行機関である委員会が,1965年4月に調印された融合条約によって,単一のEC理事会(通称は閣僚理事会)と単一のEC委員会に統一されることになり,67年7月1日を機に3共同体は機構的に統一され,以後ヨーロッパ共同体と呼ばれることになった。…
【ヨーロッパ連合】より
…1992年2月7日に調印されたヨーロッパ連合条約(別称マーストリヒト条約)によって誕生したヨーロッパの地域統合機構。ヨーロッパ共同体(EC),共通外交安全保障政策(CFSP),司法・内務協力(CJHA)の三つの柱からなる。EUと略称し,欧州連合ともいう。
【沿革】
〈ヨーロッパを一つに〉という統合構想の起源は中世にあり,例えば1308年トルコ軍に対する団結を訴えたピエール・デュボアなどに見いだすことができる。…
※「常駐者代表委員会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」