《幡随院長兵衛一代記》(読み)ばんずいいんちょうべいちだいき

世界大百科事典(旧版)内の《幡随院長兵衛一代記》の言及

【水野十郎左衛門】より

…彼の子も殺害されている。【林 亮勝】 実録本《幡随院長兵衛一代記》(成立年未詳)によれば,水野は吉原での遊興の席上,幡随院長兵衛によって恥辱をうけ,これがきっかけで遺恨を含み,さらに木挽町の芝居で恥をかかされ,ついに自邸に招き寄せ,湯殿で殺害したことになっている。この経緯では水野はむしろ同情されてよいはずだが,江戸町民は旗本奴の暴虐を憎んで長兵衛に同情を寄せた。…

※「《幡随院長兵衛一代記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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