干鰯仲間(読み)ほしかなかま

世界大百科事典(旧版)内の干鰯仲間の言及

【干鰯】より

…大坂周辺農村ではすでに17世紀後半には一般零細農民の間にまで普及し,ときに農民と問屋との間に代銀支払問題が起こってきた。大坂の干鰯仲間は,もともと雑喉場(ざこば)の干魚仲間から分立したものであるが,近世前期において畿内はもちろん,その外郭地域の11ヵ国に送っている。干鰯仲間は各地の漁場の網元に仕入先銀を与えて漁場を開発拡大し,イワシ漁に努めさせた。…

※「干鰯仲間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む