平井保昌(読み)ひらい やすまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平井保昌」の解説

平井保昌 ひらい-やすまさ

藤原保昌(ふじわらの-やすまさ)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の平井保昌の言及

【藤原保昌】より

…平安中期の廷臣。右京大夫致忠(むねただ)の子。母は醍醐天皇の皇子源元明の女。左衛門督,左馬頭などを務めるかたわら,日向,肥後,大和,丹後,再び大和(重任),摂津の各国守を歴任。藤原道長・頼通の有力家司(けいし)の一人で,武勇にすぐれ〈勇士武略の長〉と評される。夜の都大路で大盗袴垂(はかまだれ)を威圧恐怖させた,《今昔物語集》の説話は有名。酒呑童子説話では源頼光とともに鬼退治にあたっている。和歌をよくし,《後拾遺集》の歌人で,和泉式部の最後の夫。…

※「平井保昌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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