世界大百科事典(旧版)内の《平和の経済的帰結》の言及
【ベルサイユ体制】より
…この結果,彼の理想主義の破綻は決定的となった。
[批判]
ベルサイユ条約ならびにベルサイユ体制に対する同時代人の批判としては,イギリスの経済学者ケインズの《平和の経済的帰結The Economic Consequences of Peace》が重要である。彼は最初パリ講和会議にイギリス大蔵省首席代表として出席していたが,この地位を中途で放棄して1919年12月に同書を刊行した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」