《平和の訴え》(読み)へいわのうったえ

世界大百科事典(旧版)内の《平和の訴え》の言及

【エラスムス】より

…しかも当然予想された保守的カトリックの激しい非難や,教会分裂を是認しようとしない彼に対するルター派の攻撃を浴びながら,彼は愛と平和の福音精神の下に一つに結ばれた世界の実現をめざす戦うヒューマニストとして,より広い読者に対し警世の筆をふるい続けた。有名な《痴愚神礼讃》をはじめ古代の英知に倣った《対話集》(1522‐33),ヒューマニズムの政治哲学を代表する《キリスト教君主教育》(1516)や近代最初の平和論《平和の訴え》(1517),男女両性の愛と合意に基づく世俗の結婚生活に積極的価値を認めた《キリスト教的結婚教育》(1526),子どもの自発性と個性を尊重した《子どもの教育について》(1529)やより実際的な《子どもの礼儀作法について》(1530)などは,しばしば重版翻訳され,同時代および後世に広い影響を与えている。人文主義【二宮 敬】。…

※「《平和の訴え》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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