平和軍縮教育世界会議(読み)へいわぐんしゅくきょういくせかいかいぎ

世界大百科事典(旧版)内の平和軍縮教育世界会議の言及

【平和教育】より

… 国際的には,核戦争の危機が強まるなかで,ユネスコが1972年に〈国際理解,国際協力,国際平和のための教育,並びに人権,基本的自由についての教育に関する勧告〉で,教育は,拡張・侵略・支配を目的とした戦争は許されないものであることを強調し,平和への各自の責任を理解させ実行させるものでなければならないと規定し,さらに国際協力による平和教育の強化を提唱し,具体的には加盟国が相互に歴史・地理の教科書を交換し,改善のための措置をとることを勧告した。その後,非同盟諸国,発展途上国グループ,国連非政府系組織などによる国際世論の結集により,78年に国連軍縮特別総会が開かれ,ついで80年のユネスコ主催平和軍縮教育世界会議では,平和教育と人権教育との結合など軍縮教育十原則が確認された。82年には世界教職員団体総連合(WCOTP)主催の軍縮教育国際シンポジウムが広島で開かれ,35ヵ国,11国際教育団体の代表が参加した。…

※「平和軍縮教育世界会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む