世界大百科事典(旧版)内の平圧開胸の言及
【開胸術】より
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[開胸術の歴史]
初期の開胸術は,自然呼吸下,通常の大気圧下で行われた。これを平圧開胸という。しかし,これでは肺が虚脱し,呼吸が異常となって危険なため,異圧装置(加圧したり減圧したりする装置)を用いて肺を膨らませる方法がE.F.ザウエルブルフによって考案され(1904),これによって,開胸時,肺虚脱が予防されることが明らかにされた。…
※「平圧開胸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」