世界大百科事典(旧版)内の平安座船の言及
【平安座島】より
…第2次大戦前は農業,漁業,海運業が行われていた。とくに海運業は,全盛時代には100隻近くの山原(やんばる)船(平安座船)を擁し,沖縄本島内の国頭(くにがみ)地方と中・南部の泡瀬,与那原(よなばる),糸満,泊(那覇)の各港を結んで交易したほか,遠くは先島諸島や奄美諸島まで出航した。戦後はまったく姿を消し,島内の耕地もCTS建設以後激減している。…
※「平安座船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」