《平等のためのいわゆるバブーフの陰謀》(読み)びょうどうのためのいわゆるばぶーふのいんぼう

世界大百科事典(旧版)内の《平等のためのいわゆるバブーフの陰謀》の言及

【ブオナローティ】より

…しかし,この間に国際的な秘密結社を組織して新たな革命のための準備を進め,1821年のピエモンテ革命にこの結社を通じて介入を図った。23年警察の摘発をうけてスイスからブリュッセルに居を移したが,秘密結社活動は続行し,またこの地で《平等のためのいわゆるバブーフの陰謀》(1828)を刊行して,平等主義と革命独裁の理論を明らかにした。30年7月革命後にパリに戻り,フランスの共和派結社と接触を保つと同時に,イタリア解放のための〈真のイタリア人協会〉を設立し,マッツィーニの〈青年イタリア〉との提携を図った。…

※「《平等のためのいわゆるバブーフの陰謀》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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